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フトハリアリ属

Pachycondyla


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学 名

Pachycondyla

原著論文

Smith, F. 1858b

シノニム

Pachycondyla Smith, F. 1858, Bothroponera Mayr, 1862, Pseudoneoponera Donisthorpe, 1943, Ectomomyrmex Mayr, 1867, Eumecopone Forel, 1901, Mesoponera Emery, 1900, Xiphopelta Forel, 1913, Neoponera Emery, 1901, Trachymesopus Emery, 1911 , Termitopone Wheeler, 1936, Syntermitopone Wheeler, 1936 , Wadeura Weber, 1939, Brachyponera Emery, 1900, Euponera Forel, 1891, Hagensia Forel 1901, Megaponera Mayr, 1862, Ophthalmopone Forel, 1892, Paltothyreus Mayr, 1862, Megaloponera Emery, 1877, Pseudoponera Emery, 1900

解 説

Bolton(1995a)の異名リストではそれまでハリアリ族(tribe Ponerini)とされていた属の大部分がPachycondyla属と同一とされ、201種を含む非常に大きな属となっている。日本のアリとして関連するものでも従来のケブカハリアリ(Trachymesopus)属、ツシマハリアリ(Ectomomyrmex)属、オオハリアリ(Brachyponera)属が本属の新参異名となっている。少なくとも日本産のケブカハリアリ(Trachymesopus)属とツシマハリアリ(Ectomomyrmex)属について初めて異名としての疑義が公表されたのはBrown (1973)であるが、これは世界のアリの属のリストとして示されたもので、その異名の根拠は示されていない。また、オオハリアリ(Brachyponera)属についても同様にSnelling (1981)がハリアリ亜科のリストとして示したものである。
したがって、今の状態は、ただ単にPachycondyla属のシノニムが示されているだけで、その形態的な特徴については明示されていないのである。この処置は多少の問題を残している。またBolton (1995a)のカタログについても、Brownの準備中の原稿にもとづいていた情報が掲載されており、しかもこの原稿はいまだに印刷されていない。
ここでは、Boltonのカタログの処置にしたがっているが、Pachycondyola属の概念とシノニムについては、今後まだなお変化する可能性がある。

文 献

  • Bolton, B. 1995a A new general catologue of the ants of the world. Harvard University Press, Cambridge, Mass. 504 pp.

担当者

緒方