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アメイロアリ属

Paratrechina


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学 名

Paratrechina

原著論文

Motschoulsky, V.de. (1863) Essai d'un catalogue des insectes de l'ile Ceylan. Bulletin de la Soci師? Imp屍iale des Naturalistes de Moscou 36: 1-153.

シノニム

アメイロアリ属(寺西,1929), サクラアリ属(馬場,1965)

解 説

働きアリの体長は1.5〜3.5 mm。複眼の大きさは中程度で,頭部の中央よりも前方に位置する。単眼は通常無いか不明瞭であるが小さいものが認められる場合もある。触角は12節で,触角挿入部は頭盾後縁部の近くに位置する。触角柄節は頭長より長い。大あごはそしゃく縁に5または6歯を備える。小あごひげと下唇ひげは長く,PFは6, 4。雄アリの外部生殖器は大きく,尾毛を欠く。Agosti & Bolton (1990a) はアメイロアリ属の特徴として後脚脛節の背面,前面および後面上にprojecting hair (突出する毛) があることを新しくあげた。アメイロアリやヒゲナガアメイロアリではそのような毛があるが,サクラアリやヒヨワアメイロアリでは軟毛は豊富だが突出する毛と呼べる毛はない。
枯枝,腐倒木,腐切株,土中に営巣し,樹上や草上,また落葉層で活動する。花蜜などを餌とする。
全世界に広く分布し,約110種が記載されている。アメリカ合州国のものはTrager (1984) によって整理されたが,アジア産の種の分類は未整理である。日本からは11種が記録されている。

文 献

  • Agosti, D. & B. Bolton (1990). The identity of Andragnathus, a forgotten formicine ant genus (Hym., Formicidae). Ent. Mon. Mag., 126, 75-77.
  • Trager, J. C. (1984). A revision of the genus Paratrechina (Hymenoptera: Formicidae) of the continental United Stated. Sociobiol., 9, 51-162.
  • Essai d'un catalogue des insectes de l'ile Ceylan. Bulletin de la Soci師? Imp屍iale des Naturalistes de Moscou 36: 1-153.
  • Teranishi, C. (1929a. ). Japanese ants, their behavior and distribution (I). . Zool. Mag. Tokyo, 41, 239-251. .

担当者

寺山 守・小野山敬一・森下正明