2003年英語版に
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原著論文
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Mayr, G. (1861) Die europäischen Formiciden. Nach der analytischen Methode bearbeitet. C. Gerolds Sohn, Wien.
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シノニム
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オオアリ亜属 : 日本蟻類研究会編, 1988.
クロオオアリ亜属 : Onoyama, 1976.
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解 説
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オオアリ属のひとつの亜属で、含まれる種はいずれも大型種。大型働きアリは体長10 mmを越え，小型働きアリでも通常8 mm以上。大あごには4〜5歯をもつ。頭盾前縁は直線状で，前方に突出しないか，あるいはわずかに突出する程度である。働きアリは比較的連続的な多型を示す。
日本では、和名一覧には既に学名未決定種一種を含む次の６種、クロオオアリCamponotus japonicus，カラフトクロオオアリC. herculeanus sachalinensis，ケブカクロオアリC. yessensis，ムネアカオオアリC. obscuripes，ニシムネアカオオアリC. hemichlaena，オキナワクロオオアリC. sp. 6が掲載されている。それ以来、1981年にCollingwoodがカラフトクロオオアリを亜種から種へ昇格した(Collingwood, 1981)扱いに従って、これをC. sachalinensisとしていること以外に大きな変更は行なわれていない。
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文 献
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- Onoyama, K. (1976). A preliminary study of the ant fauna of Okinawa-Ken, with taxonomic notes. (Japan: Hymenoptera: Formicidae). . Ecol. Stud. Nat. Cons. Ryukyu Isl., 2, 121-141.
- 日本蟻類研究会 編 (1988) 日本産アリ類和名一覧. 日本蟻類研究会, 東京.
追加引用文献：
- Collingwood, C. A. (1981) Ants (Hymenoptera: Formicidae) from Korea, 2. Folia Entomologica Hungarica, 34: 25-30.
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担当者
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吉村正志（2008改訂）寺山 守・森下正明・小野山敬一（〜2003）
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