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原著論文
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Wheeler, W.M. (1910) An aberrant Lasius from Japan. Biological Bulletin 19: 130-137.
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シノニム
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アシブトクサアリ (寺西, 1925) ,
ヒラアシクロアリ (寺西, 1940) ,
ヒラクロクサアリ (林田, 1971) ,
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解 説
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働きアリの体長4.0〜5.0 mm,漆黒色。腹柄節は側方から見て先端部が逆V字型で,前縁の下方に角がある。前方から見て背縁中央部はへこむ。雌アリの触角柄節は平たくつぶれた形状で,多くの立毛が見られる。中胸背板にはほとんどあるいは全く毛がない。腹柄節は側方から見て逆V字型。
本亜属の中ではクロクサアリとともに最も良く見られ,トビイロケアリに一時的社会寄生をするようである。結婚飛行は7〜8月に行われる。
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文 献
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- An aberrant Lasius from Japan. Biological Bulletin 19: 130-137.
- Teranishi, C. (1940). Works of Cho Teranishi. Memorial Volume (ed. by Nobuyoshi Tozawa) and Post humous section. , 312.
- Hayashida, K. (1971). Vertical distribution of ants in the southern part of the Hidaka Mountains. . Mem. Nat. Sci. Mus. Japan, (4), 29-38. .
- 寺西 暢 (1925). 某氏採集の蟻類. 科学の農業 6(5): 53-55.
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