family

アリ科

subfamily

フタフシアリ亜科

genus

アシナガアリ属


ITIS

 

Aphaenogaster luteipes

Hymenoptera On-Line

 

Aphaenogaster luteipes

FORMIS

 

Aphaenogaster luteipes


English
2003年英語版に
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イクビアシナガアリ

Aphaenogaster luteipes


学 名

Aphaenogaster luteipes

原著論文

Watanabe, H. & Yamane, S. (1999) New species and new status in the genus Aphaenogaster (Formicidae) from Japan. In: Identification Guide to the Aculeata of the Nansei Islands, pp. 733-734, Hokkaido Univ. Press, Sapporo.

解 説

体長3.5-5 mm。体色は赤みがかった茶褐色から暗褐色。触角べん節は先端にいくほど明色となり,棍棒部はとくに明るい。
リュウキュウアシナガアリに酷似するが,複眼の側方への張り出しがより強いこと,頭盾前縁中央の突出部に4本の剛毛があること(リュウキュウアシナガアリでは2本),染色体が2n=32であること(リュウキュウアシナガアリでは2n=30)などで区別できる。
林縁・林内の土中に営巣。働きアリに腹曲げ行動はみられるが擬死はみられない。

分 布

南西諸島(奄美大島 徳之島,尖閣諸島)

文 献

  • 山根・幾留, 1999
  • Watanabe & Yamane, 1999

担当者

渡邊啓文・山根正気