2003年英語版に ジャンプします。
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ヒメキアリ
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Plagiolepis flavescens |
学 名
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Plagiolepis flavescens
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原著論文
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Collingwood, C.A. (1976) Ants from North Korea. Annales Historico-Naturales Musei Nationalis Hungarici 68: 295-309.
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解 説
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体長2 mm。体色は黄色から淡黄色。触角柄節は前種より相対的に短く,頭部後縁を越える長さは触角第2節の半分ほどである。前胸背板に一対の短い剛毛をもつが,これは羽毛状で電子顕微鏡レベルで見ると細かな鋸歯状構造をなしている。
草地〜林縁部に生息する。石下などに営巣し,働きアリは植物体に蜜をなめに訪れる。
対馬では本種の働きアリは林縁部の草上などに比較的普通に見られるが,その他の北部九州島嶼からは記録がなく,また九州本土からの記録も今のところ一例のみ (緒方, 1986) である。
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