2003年英語版に ジャンプします。
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ヒラフシアリ
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Technomyrmex gibbosus |
学 名
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Technomyrmex gibbosus
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原著論文
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Wheeler, W.M. (1906) The ants of Japan. Bulletin of the American Museum of Natural History 22: 301-328.
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解 説
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体長2.5 mm。頭部,胸部は赤褐色から褐色,腹部は褐色,大あご,触角,脚は黄から黄褐色。頭部は幅よりも長さの方が長く,複眼はアシジロヒラフシアリよりも前方に位置する。大あごのそしゃく縁には,15歯前後ののこぎり状の歯を持ち,各歯は基方に向かうほど小さくなる。触角柄節の先端は頭部後縁をわずかに越える。頭部,胸部の体表面は鮫肌状で,腹部はそれよりも弱い鮫肌状。胸部と腹部には立毛がない。
枯れ枝や枯れ竹に営巣し,9月に結婚飛行が行われる。北海道から九州まで分布するが,北海道では非常にまれで,これまでに1例の報告 (Onoyama, 1989) のみが知られる。
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文 献
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- Wheeler, W. M. (1906). The ants of Japan. . Bull. Amer. Mus. Nat. Hist., 22, 301-329.
- Onoyama, K. (1989). Three ants (Hymenoptera, Formicidae) new to Hokkaido, Japan. . Jpn. J. Ent., 57, 604.
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