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シノニム
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キイロコヌカアリ (寺西, 1929) ,
オキナワコヌカアリ (日本蟻類研究会, 1988) ,
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解 説
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体長1.5 mm 弱。体色は淡黄色から黄色。小型種で,触角柄節は短く,頭部後縁にちょうど達する程度。頭盾前縁中央部はほとんど直線状。触角べん節第1節は,第2節と3節を合わせた長さよりも短い。複眼はアワテコヌカアリよりも小さく,長軸上では6列前後の個眼が並ぶ。胸部に立毛はない。
かつてT. indicum の学名が適用されていたが,模式標本とくらべたところ,体の大きさ,色,形態が異なるので,これとは別種である。「和名一覧」(日本蟻類研究会, 1988) では南西諸島に分布するものを“オキナワコヌカアリ sp.2”,本州から九州にかけて分布するものを“コヌカアリ sp.3”として区別したが,その後の検討の結果,別種とすべきほどの形態的差異は見出せないので,ここでは後者の和名で一括した。
中空の小枝の中や土中に営巣する。
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分 布
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本州(太平洋側では神奈川県以南,日本海側では京都府以南),四国,九州,屋久島,南西諸島,尖閣諸島
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文 献
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- Teranishi, C. (1929a. ). Japanese ants, their behavior and distribution (I). . Zool. Mag. Tokyo, 41, 239-251. .
- Myrmecological Society of Japan, Editorial Committee (ed.) (Ed.). (1988). A list of the ants of Japan with common Japanese names. The Myrmecological Society of Japan, Tokyo.
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