family

アリ科

subfamily

フタフシアリ亜科

genus

ウロコアリ属


ITIS

 

Strumigenys stenorhina

Hymenoptera On-Line

 

Strumigenys stenorhina

FORMIS

 

Strumigenys stenorhina


English
2003年英語版に
ジャンプします。

キバナガウロコアリ

Strumigenys stenorhina


学 名

Strumigenys stenorhina

原著論文

Bolton, B. (2000) The ant tribe Dacetini part 2. Memoirs of the American
Entomological Institute, 65: 492-1028.

解 説

体長2 mm。体色は黄色から褐色。複眼は大きく約20個の個眼からなる。大あごは太くほぼ真っ直ぐに伸びて長く,長さは頭長の1/2にほとんど達する。亜先端歯は太い。先端部の長い2歯の間には小さい歯はない。側面から見て頭部下縁はゆるい弧状。前伸腹節斜面部には薄板は発達せず,前伸腹節刺の長さの約1/2の幅であり,海綿状の薄板とはならない。中胸と前伸腹節の側面の大部分は滑らか。キバブトウロコアリに似るが,真っ直ぐで長い大あごによって区別できる。かってのS. sp. 5(日本蟻類研究会, 1988)およびOnoyama (1976) の sp. E に相当する。
石下や腐倒木中に営巣する。巣は多雌性。

分 布

石垣島,西表島,与那国島

文 献

  • Onoyama, K. (1976). A preliminary study of the ant fauna of Okinawa-Ken, with taxonomic notes. (Japan: Hymenoptera: Formicidae). . Ecol. Stud. Nat. Cons. Ryukyu Isl., 2, 121-141.
  • Myrmecological Society of Japan, Editorial Committee (ed.) (Ed.). (1988). A list of the ants of Japan with common Japanese names. The Myrmecological Society of Japan, Tokyo.

担当者

吉村正志・小野山敬一・緒方一夫・寺山 守