2003年英語版に ジャンプします。
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オオウロコアリ
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Strumigenys solifontis |
学 名
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Strumigenys solifontis
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原著論文
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Brown, W.L.,Jr. (1949) Revision of the ant tribe Dacetini. 1. Fauna of Japan, China and Taiwan. Mushi 20: 1-25.
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解 説
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体長2.5〜3 mm。体色は黄褐色から褐色。ウロコアリに似るが,以下の点で異なっている。頭部は相対的に長く,また側方から見てより平たい。大あごは相対的にも絶対的にも長く,亜先端歯は長い。触角は柄節とべん節ともに長い。胸部は細長い。側方から見て,胸部の最上部から前伸腹節刺への背縁は強くへこむ。前伸腹節刺の下の薄板の外縁は刺のすぐ下で急に狭くへこむ。雌アリは複眼が極めて大きく,またキタウロコアリやミナミウロコアリ同様に中胸背板が厚い。
林縁の岩石の下や隙間に営巣する (増子, 1980)。巣は多雌の場合が多く,コロニーの働きアリ数は200 頭以上がふつう (増子, 1980)。本州ではややまれだが,沖縄本島ではまれではない。
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分 布
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本州(関東以南),四国,九州,南西諸島(沖縄本島),小笠原諸島;台湾
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文 献
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- Masuko, K. (1980). Ecology of Strumigenys solifontis Brown at Mt. Kiyosumi. . Kiyosumi, (8), 5-17. .
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