family

アリ科

subfamily

フタフシアリ亜科


下位のタクソン

ミゾガシラアリ


ITIS

 

Lordomyrma

Hymenoptera On-Line

 

Lordomyrma

FORMIS

 

Lordomyrma

CSIRO

  Lordomyrma


English
2003年英語版に
ジャンプします。

ミゾガシラアリ属

Lordomyrma


表示モード

形態比較
サイズ比較
(約1.5倍)
学 名

Lordomyrma

原著論文

Emery, C. (1897) Formicidarum species novae vel minus cognitae in collectione Musaei Nationalis Hungarici, quas in Nova Guinea, colonia germanica, collegit L. Bir?. Term市zetrajzi F毟etek 20: 571-599.

シノニム

ミゾシワアリ属 (安松, 1948) , ミゾシワアリ属 (安松, 1951) ,

解 説

体長3〜5 mm。頭盾は中央部が隆起し,1対の隆起線が縦走し,前縁中央部は突出し,一部は大あごにかかる。一般に触角収容溝が顕著であるが,種によっては不明瞭。触角は12節よりなり,末端の3節は棍棒部を形成する。PFは日本産の種では4, 3であるが,これはむしろ特異的である。前中胸は隆起し,後胸溝および前伸腹節刺は顕著。外国産の種では前伸腹節刺が著しく伸長したり,前胸の肩部や腹柄節丘部に顕著な突起をもつこともある。外皮は硬い。
約10種ほどの記載種からなり,そのほとんどはニューギニア,北東オーストラリアおよびその周辺の島々からのものであるが,まだ未記載種も多く,Imai et al. (1983) は学名未詳ながらマレー半島からも報告している。いずれもまれな種である。
日本からは一種ミゾガシラアリのみが知られている。これは,本属のなかでは最も北に偏った分布をする。

担当者

緒方一夫・久保田政雄