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原著論文
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Mayr, G. (1862) Myrmecologische Studien. Verhandlungen der k. k. Zoologisch Botanischen Gesellschaft in Wien 12: 649-776.
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解 説
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働きアリの体長は2〜16 mmで,顕著な多型を示す。触角は11節からなり,先端の2節はこん棒部を形成する。大あごは5〜6歯をもつ。複眼は比較的小さい。PFは2, 2。小型働きアリでは前中胸背が山型を示し,後胸溝は明瞭で,前伸腹節に突起をもつ。腹柄節下部突起を欠く。
大型働きアリでは雌アリの形態に近づき,単眼,前中胸縫合線,小盾板,後胸背板が見られる。大あごのそしゃく縁の歯は,体型が大型になるにつれて不明瞭となり,大型働きアリではしばしば歯を欠く。小さな腹柄節下部突起が見られる場合が多い。
アフリカから東南アジア,オーストラリアの熱帯,亜熱帯地域に約45種が分布する。日本からはヨコヅナアリ1種が小笠原諸島と南西諸島から記録されている。
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文 献
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- Myrmecologische Studien. Verhandlungen der k. k. ZoologischBotanischen Gesellschaft in Wien 12: 649-776.
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