family

アリ科

subfamily

フタフシアリ亜科

genus

ヒメアリ属


ITIS

 

Monomorium hiten

Hymenoptera On-Line

 

Monomorium hiten

FORMIS

 

Monomorium hiten


English
2003年英語版に
ジャンプします。

フタモンヒメアリ

Monomorium hiten


学 名

Monomorium hiten

原著論文

Terayama, M. (1996) Taxonomic studies of the Japanese Formicidae, part 2. Seven genera of Ponerinae, Cerapachyinae and Myrmicinae. Nature and Human Activities, 1, 9-32.

解 説

体長1.5 mm.体色は黄色から黄褐色で,腹部第1節側方には褐色の紋をもつ.大あごは3本の歯をもつ.複眼は10個前後の個眼よりなる.頭盾の縦走隆起は不明瞭.後胸溝は明瞭で,前伸腹節後背部は丸い.腹柄節腹縁は湾曲する.体表面には彫刻がなく滑らかで光沢がある.
ヒメアリやキイロヒメアリに類似するが,腹部の特徴的な斑紋で区別される.「日本産アリ類の検索と解説, III」ではsp. 9として示していた種に相当する。
林縁から草地にかけて生息し,石下などに営巣する.ややまれ.

分 布

南西諸島(屋久島,沖縄本島,石垣島,西表島,与那国島)

文 献
担当者

緒方一夫・寺山 守