family

アリ科

subfamily

フタフシアリ亜科

genus

ヒメアリ属


ITIS

 

Monomorium pharaonis

Hymenoptera On-Line

 

Monomorium pharaonis

FORMIS

 

Monomorium pharaonis


English
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イエヒメアリ

Monomorium pharaonis


学 名

Monomorium pharaonis

原著論文

Linnaeus, C. (1758) Systema Naturae per regna tria naturae, secundum classes, ordines, genera, species, cum characteribus, differentiis, synonymis, locis. Editio 10. 1: 823 pp. Holmiae.

シノニム

Formica Pharaonis Linnaeus (Linnaeus, 1758) , Monomorium pharaonis Mayer (Mayer, 1862) ,

解 説

体長2-2.5 mm.体色は黄色から赤褐色の単色性.複眼は20個前後の個眼よりなる.大あごは4本の歯をもつ.頭盾の1対の縦走隆起線は明瞭.後胸溝は顕著で,前伸腹節後背部は多少角ばる.前伸腹節背面には立毛を欠く.腹柄節腹縁はほとんど湾曲しない.頭部から腹柄節にかけて体表面にはこまかな点刻が密にあり,光沢はない.
汎世界的に分布し家屋害虫として有名で,本州の諸都市,例えば大阪には昭和の初期に侵入してきたとされる (寺西, 1930).少なくとも九州以北では野外からの記録はない.南西諸島,とくに先島諸島では野外の草地などにも見られる.

分 布

本州,四国,九州,南西諸島,小笠原諸島;汎世界

担当者

緒方一夫・寺山 守