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カドヒメアリ
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Monomorium sechellense |
学 名
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Monomorium sechellense
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原著論文
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Emery, C., (1894) Mission scientifique de M. Ch. Alluaud aux 罵es S残helles
(mars, avril, mai 1892). Formicides. Annales de la Soci師Entomologique de
France 63: 67-72.
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シノニム
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Monomorium fossulatum subsp. seichellense Emery, 1894a,
Monomorium fossulatum Emery, 1895k
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解 説
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体長1.5 mm.体色は黄色から黄褐色の単色性.複眼は小さく1〜2個の個眼よりなる.大あごは4本の歯をもつ.頭盾の縦走線は不明瞭だが,中央は著しく隆起する.後胸溝は顕著.前伸腹節背縁後方は明瞭に角ばる.腹柄節腹縁は湾曲する.中胸側面と前伸腹節側面の一部には細かな点刻があるが,前伸腹節背面には彫刻はなく,滑らかで光沢がある.
比較的開けた場所に生息し,石下,倒木下,植物体の空隙などに営巣する.学名をめぐって多少の混乱がある。本種の学名はもともとfossulatum の亜種として記載されたもので、Wilson & Taylor (1967) は実際 seichellenseはfossulatum のジュニアシノニムであるとしている。しかし、本種を記載した印刷物がfossulatumより先に出版されていしまったため、命名法上 seichellenseの方が有効名となる (Bolton, 1995)。
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分 布
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南西諸島(奄美大島以南),小笠原諸島;台湾,東南アジア,オセアニア
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