2003年英語版に ジャンプします。
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クビナガアシナガアリ
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Aphaenogaster gracillima |
学 名
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Aphaenogaster gracillima
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原著論文
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Watanabe, H. & Yamane, S. (1999) New species and new status in the genus Aphaenogaster (Formicidae) from Japan. In: Identification Guide to the Aculeata of the Nansei Islands, pp. 735-736, Hokkaido Univ. Press, Sapporo.
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解 説
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体長は3.5〜8 mm。触角柄節,脚ともに非常に長く,胸部も長い。頭部,胸部が赤褐色で大あごはやや淡色,触角柄節,脚,腹部は暗褐色。頭部は複眼から後方部が顕著に伸長し,正面から見て頭部後縁は丸味をもち突出する。触角べん節各節は細長く,こん棒部4節は淡色。中胸背板はあまり発達せず,不規則なしわや点刻におおわれる。前伸腹節刺は細く長いものから太く短いものまで変異がある。染色体は2n=28.形態的にはクロミアシナガアリに似るが,働きアリの体色と雄アリの形態形質により区別できる。
林内の土中や朽木中に営巣する。
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文 献
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- 寺山, 1999
- Watanabe & Yamane, 1999
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