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オオナガフシアリ
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Tetraponera attenuata |
学 名
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Tetraponera attenuata
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原著論文
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Smith, F. (1877) Descriptions of new species of the genera Pseudomyrma and Tetraponera, belonging to the family Myrmicidae. Transactions of the Entomological Society of London. 1877 : 71.
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解 説
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本種はインド北西部から東南アジアの大陸部および島嶼部を経て、中国南部、台湾および日本の沖縄本島にかけて分布する。日本産の種はWard (2001)により同定された。
日本産の標本は沖縄本島北部より脱翅した雌アリが1個体のみ得られている。体長は10 mm前後で,体色は黒色。ナガフシアリ属としては大形の種。大あごは5つの歯をもつ。頭盾前縁の中央部には2つの弱い突起がある。この標本は樹木でのスウィ−ピングによって採集されたもので、破損が著しく,頭部の外形は変形しており,働きアリも採集されていないため,一時的に飛来した個体の可能性もある。
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文 献
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- Ward, P. S. 2001 Taxonomy, phylogeny and biogeography of the ant genus Tetraponera, Hymenoptera: Formicidae in the Oriental and Australian regions. Invertebrate Taxonomy, 15: 589-665.
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