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ナガフシアリ属

Tetraponera


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学 名

Tetraponera

原著論文

Smith, F. (1852) Descriptions of some hymenopterous insects captured in India, with notes on their oeconomy, by Ezra T. Downes, Esq., who presented them to the Honourable the East India Company. Annals and Magazine of Natural History (2) 9: 44-50.

解 説

頭盾前方部は急峻に隆起し,側方から見るとその輪郭は多少とも角ばり,しばしば前縁に歯状の突起をもつ。体は細長く,腹柄節,後腹柄節は一般に丸い。
本属は旧世界(アジア、アフリカ、オーストラリア)に分布し、現在約110ほどが種もしくは亜種として記載されている(Ward, 1990; Bolton, 1995)。このうちアジア・オーストラリアに分布する33種については分類学的に整理されている(Ward, 2001)。
一般に巣は樹上につくるが,しばしば地上に下りて徘徊している個体も目にする。日本からは1種が記録されている。

文 献

  • Ward, P. S. 1990 The ant subfamily Pseudomyrmecinae, Hypemoptera: Formicidae: generic revision and relationship to other formicids. Systematic Entomology, 15: 449-489.
  • Ward, P. S. 2001 Taxonomy, phylogeny and biogeography of the ant genus Tetraponera, Hymenoptera: Formicidae in the Oriental and Australian regions. Invertebrate Taxonomy, 15: 589-665.

担当者

緒方一夫