family
アリ科
subfamily
クビレハリアリ亜科
genus
クビレハリアリ属
ITIS
Cerapachys daikoku
Hymenoptera On-Line
FORMIS
Terayama, M. (1996) Taxonomic studies of the Japanese Formicidae, part 2. Seven genera of Ponerinae, Cerapachyinae and Myrmicinae. Nature and Human Activities, 1, 9-32.
体長3 mm。体色は黒色で,体表面小さな点刻がまばらに分布し,光沢がある。触角は12節。働きアリは複眼をもち,その長径は頭部の長さの約1/3で,頭部前方に位置する。複眼の前縁から頭部前縁にかけて溝が縦走する。前胸背板の前方部は隆起縁で縁どられている。後脚基節の後方背面には小さな垂直の板状隆起をもつ。腹柄節は幅広く,背面は平板で,背面前方のかどは角ばる。腹部第2節の長さは腹柄節と腹部第1節を合わせた長さより短い。 採集例は少なく,ごくまれ。かつてLioponeraと呼ばれていた仲間に相当し、このグループは樹上性のアリで、中空の枝などに営巣する。日本産の種の生態は未知である。
伊豆半島[園部力雄;佐藤俊幸;酒井春彦]
緒方一夫・寺山 守
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