2003年英語版に ジャンプします。
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原著論文
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Forel, A. (1907) Formicides du Mus仔 National Hongrois. Annales HistoricoNaturales Musei Nationalis Hungarici 5: 1-42.
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シノニム
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Cerapachys (Syscia) silvestrii Wilson & Taylor (Wilson & Taylor, 1967) ,
Syscia typhla Sonobe (Sonobe, 1973) ,
マドクビレハリアリ (東・金城, 1987) ,
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解 説
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体長2.5 mm。体色は赤褐色。触角は9節。体表面は細かい点刻で密におおわれ,白色の体毛が密生している。働きアリは複眼を欠く。前胸背板前方部は弱い隆起縁で縁どられている。腹柄節はほぼ長さと幅が等しく,背面は丸まる。腹柄節下部突起は顕著な板状で,腹方へ突出し後方へ曲がる。腹部第1節と第2節の間は明瞭にくびれている。腹部第2節は長く,腹柄節と腹部第1節を合わせた長さより長い。
世界の熱帯〜亜熱帯に広く分布し,日本では南西諸島から知られている。
照葉樹林の林床に生息し,石下や土中などに営巣する。一つの巣あたり数百個体からなり,職型雌も多く含まれている。
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分 布
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南西諸島(奄美大島以南);中国,台湾,東南アジア,インド,ポリネシア,西インド諸島
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