2003年英語版に ジャンプします。
|
原著論文
|
|
Mayr, G. (1862) Myrmecologische Studien. Verhandlungen der k. k. ZoologischBotanischen Gesellschaft in Wien 12: 649-776.
|
解 説
|
|
頭部は卵形で,頭盾の前縁は3角形状に突出。複眼は頭部側面のほぼ中央にあり,大きい。触角は12節,柄節は頭部後縁を越え,べん節は糸状で明瞭なこん棒部をもたない。前中胸縫合線は明瞭。中胸の背板と側板の間には明瞭なくぼみがある。腹柄節は大きく,後背に1対の突起がある。頭部,胸部,腹柄節,また多くの種では腹部第1節背面に線状や指紋状の強い条溝がある。黒灰色,黒色の中形のアリで,青緑色,青紫色などの金属光沢をもつ種類もあり,一般に地中に営巣する。通常型の雌アリ(翅をもつ)はいない。雄アリは有翅型で黄褐色か赤褐色。
インド・オーストラリア区に10数種と多数の亜種,変種が記録されているが,分類はきわめて困難である。
|
|
|
|