2003年英語版に ジャンプします。
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原著論文
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Emery, C. (1901) Notes sur les sous-familles des dorylines et ponerines (famille des formicides). Annales de la Societe Entomologique de Belgique 45: 32-54.
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解 説
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腹柄節が2節からなること,板状の額隆起縁をもち触角の挿入部が裸出すること,前中胸縫合線は背面で消失することで他亜科と区別できる。雌と雄の腹柄節は1節からなり,2節からなる働きアリとは異なる。本亜科はヒメサスライアリ属の1属のみからなる。
本亜科はサスライアリ亜科やグンタイアリ亜科とともに”軍隊アリ”として良く知られている。永住的な巣をつくらない放浪性のアリで,他種のアリの巣を襲い幼虫や蛹を略奪する。オスはしばしば灯火に飛来する。
旧世界の熱帯・亜熱帯に広く分布し,約110種が記録されている。東南アジアとニューギニアに種数が多い。
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文 献
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- Emery, C. (1901). Notes sur les sous-familles des dorylines et ponerines (famille des formicides). Annales de la Societe Entomologique de Belgique 45: 32-54.
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