2003年英語版に ジャンプします。
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ヤドリウメマツアリ
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Vollenhovia nipponica |
学 名
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Vollenhovia nipponica
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原著論文
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Kinomura, K. & Yamauchi, K. (1992) A new workerless socially parasitic species of the genus Vollenhovia from Japan. Japanese Journal of Entomology 60: 203-206.
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解 説
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本種は働きアリを欠く社会寄生種で,主に河原などに生息する短翅型のウメマツアリの巣中に見られる。ウメマツアリの雌アリとは,後腹柄節は平滑で光沢を有すること(ウメマツアリでは鮫肌状),背方から見て頭部の幅が胸部の幅よりも明らかに大きいこと (ウメマツアリでは幅がほぼ等しい),体のサイズが小さいことで容易に区別される。本種はKinomura & Yamauchi (1992) によって新種記載された。Wheeler コレクションの中には,本種の熊本産の標本がある (小野山, 私信)。
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文 献
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- Kinomura, K. & K. Yamauchi (1992). A new workerless socially parasitic species of the genus Vollenhovia (Hymenoptera, Formicidae) from Japan. . Jpn. J. Ent., 60, 203-206.
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