2003年英語版に ジャンプします。
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ヒメナガアリ
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Stenamma nipponense |
原著論文
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Yasumatsu, K. & Murakami, Y. (1960) A revision of the genus Stenamma of Japan. Esakia 1: 27-31.
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解 説
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体長2.5〜3.5 mm。体色は黄褐色から暗赤褐色。頭部および胸部は不規則な網目状の彫刻でおおわれる。触角は頭部後縁に達する。複眼は小さく,触角第9節の長さより短い。前伸腹節背部前縁は顕著に稜縁化することもある。
林縁から林内に生息し,林床の土中に営巣する。まれ。ただし,北海道では少なくない。札幌では飛出は9月下旬の午前中に観察された。寺山・山根 (1984) は屋久島から記録しているが,これは本属の日本における南限であろう。 かつてはヒメメクラナガアリと称されていた。
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