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ノコギリハリアリ亜科

Amblyoponinae


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学 名

Amblyoponinae

原著論文
 

Forel, A. (1893) Sur la classification de la famille des Formicides, avec remarques synonymiques. Annales de la Socie´te´ Entomologique de Belgique, 37: 161-167.

シノニム
 

Amblyoponinae Forel, 1893.
Amblyoponinae : Bolton, 2003; 寺山, 2004; 緒方ら, 2005.

ノコギリハリアリ亜科 : 寺山, 2004.

解 説

 日本産種では働きアリの体長が1.5mmから4.5mm。体色は黄色から赤茶色。外皮は比較的硬くて頑丈。働きアリの触角節数は7節から12節、日本産では10節から12節。頭盾の前方先端部に歯状の特殊な形状の毛を持つ。前中胸縫合線は明瞭。後胸腺は後方か背方に向かって開口する。各脚にはくし状と単純な脛節刺の2本を備える。脚の付節末端の爪は単純でくし歯状にはならない。腹柄節は一節からなり、横から見たとき膨腹部第一節の背板全体に広く接続していて、腹柄節と膨腹部第一節との接続部の背縁には大きなくびれがない。膨腹部の第一節と第二節の間はくびれる。腹部末端には針を持つ。
 Bolton (2003)によって復活された亜科で、従来ハリアリ亜科Ponerinaeの1族だったノコギリハリアリ族Amblyoponiniがこの亜科に配置された。ノコギリハリアリ族Amblyoponini1族のみからなり、現生種では所属不明属1属を含む8属が含まれる。日本にはノコギリハリアリ属Amblyopone の4種のみが分布し、内側に歯が並んだのこぎり状の大あごが特徴のひとつとなっている。和名一覧(日本蟻類研究会編, 1988)や検索と解説(日本蟻類研究会編, 1989)、そしてデータベース2003年版(アリ類データベース作成グループ, 2003)まではBolton(1995)と同様に、ノコギリハリアリ属Amblyoponeはハリアリ亜科Ponerinaeノコギリハリアリ族Amblyoponini内の1属という体系を採用していたが、本改訂で新たに緒方ら(2005)でも紹介されたBolton(2003)の体系に従う。

 林床の土中から得られることが多い。



引用文献
 
  • アリ類データベース作成グループ (2003) 日本産アリ類画像データベース. アリ類データベース作成グループ, 仙台.
  • Bolton, B. (1995) A new general catalogue of the ants of the world. Harvard University Press, Cambridge, Mass.
  • Bolton, B. (2003) Synopsis and classification of Formicidae. Memoirs of the American Entomological Institute: 1-370.
  • 日本蟻類研究会  編 (1988) 日本産アリ類和名一覧. 日本蟻類研究会, 東京.
  • 日本蟻類研究会  編 (1989) 日本産アリ類の検索と解説(I)ハリアリ亜科,クビレハリアリ亜科,クシフタフシアリ亜科,サスライアリ亜科,ムカシアリ亜科. 日本蟻類研究会, 東京.
  • 緒方 一夫, 久保田 政雄, 吉村 正志, 久保木 謙 & 細石 真吾 (2005) アリ類の分類体系 -ボルトンによる最近の変更より-. 蟻, 27: 13-24.
  • 寺山 守 (2004) 日本産有剣膜翅類目録. Memoirs of the Myrmecological Society of Japan, 2: 1-123.
担当者

吉村正志