頭盾前縁の中央部は切れ込むかあるいはへこむ;大型働きアリの触角柄節は長く
頭幅の1.1倍以上;働きアリにおける変異は連続的で明瞭な二型を示さない。
胸部背面および腹柄節に立毛はない;前脚腿節は顕著に幅広い;
後胸部はくびれる;腹部に斑紋はない。 クサオオアリ
胸部背面および腹柄節に立毛を持つ;前脚腿節は顕著に幅広くは
ならない;後胸背はくびれない;腹節第1,第2節背板にはそれぞれ
1対の明瞭な黄白色から白色の斑紋がある。 ヨツボシオオアリ
頭盾前縁に切れ込みやへこみはない;大型働きアリの触角柄節は短く頭幅の
1.0倍以下;働きアリは明瞭な二型を示す。
側方から見て前・中胸背縁は平ら;前伸腹節後背縁はより角ばり
斜面の傾斜はより急である。 イトウオオアリ
側方から見て前胸から中胸にかけての背縁は弧をえがく;
前伸腹節後背縁は丸みを帯び斜面の傾斜はよりゆるやか。
腹柄節は厚い;腹部は黒色で,腹部第1,第2節背板に斑紋はない。
側方から見て前伸腹節背縁に明瞭なへこみがある;腹柄節は
側方から見て逆U字型で前後に対称。 ウメマツオオアリ
側方から見て前伸腹節背縁は直線状かわずかにへこむ程度;
腹柄節は前後に非対称で前縁の上端は後縁の上端よりも低い
位置にある。 ホソウメマツオオアリ
腹柄節は薄い;腹部第1,第2節背板に通常1対ずつの斑紋を持つ。
複眼は顕著に突出する;小型働きアリの腹柄節は側方から見て
より薄い;大型働きアリの腹柄節は背方から見てより薄い。
複眼は軽く突出する程度;小型働きアリの腹柄節はより厚い;
大型働きアリの腹柄節は背方から見てより厚い。
解説者:寺山 守・森下 正明・小野山敬一 もどる