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アリに似(に)た虫

アリに似た虫

 形がアリに似ている虫は、いくしゅるいかあります。でも、虫めがねでよく調べてみると、腹部(ふくぶ)と胸部(きょうぶ)の間に、腹柄節(ふくへいせつ)がないので、アリでないことが見分けられます。でもアリそっくりの虫がたくさんいますね。


シロアリはアリではない
 シロアリは、色が白いだけで形はアリそっくり。 また、アリと同じように大家族(だいかぞく)でくらしている。 でも本当はアリのなかまではなく、ゴキブリに近い昆虫(こんちゅう)だ。

▼アリと同じように家族でくらすシロアリ


8本足のアリグモ
 アリグモは葉の上をチョロチョロ歩いていて、アリそっくりだ。 クモの足は8本あるが、いつも前の2本の足を、ひげのようにふらふらさせているので、 アリの触角(しょっかく)のように見える。


▼前足を触角(しょっかく)のように出すアリグモ


毛がいっぱいのアリバチ
 太っているから雌(めす)アリかな。羽(はね)を落した雌アリのような体をしていても毛がいっぱいはえている。こんな虫だったらアリバチ。雌には、羽がないのでまちがいやすい。



電気カミソリ使ったら?
▼毛むくじゃらのミカドアリバチ




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