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アリのつかまえ方

3.木の枯れ枝(かれえだ)を折(お)ってみよう
 関東地方より南の地方には、枯れ枝や木の皮の下にすむアリがいる。 枝をおってアリが出てきたら、そのままビンか袋(ふくろ)に入れて持ち帰る。 木の実、土のかたまりも、わって調べてみよう。

枯れ枝(かれえだ)を折(お)ってみる。

アリがいたら枝(えだ)ごと持ち帰る。

4.雌(めす)アリをつかまえよう
 夜、家の灯(あかり)に羽アリが入ってきたら、結婚飛行(けっこんひこう)の日だ。 さあ、雌アリをつかまえるチャンスだ。



 次の日の朝、近くの石の下や木の根元をさがしてみよう。 働(はたら)きアリより大きい雌アリがつかまる。



 1つの入れものに、何匹(びき)も入れてはいけない。
 フィルムのあきカンや、小さな薬ビンに、ちり紙を半分くらいゆるくつめておく。 採集(さいしゅう)したら、そのビンに入れておくと、アリがけがをしない。


雌(めす)アリが飛(と)び出す季節(きせつ)
東京地方をめやすにして

クロオオアリ 5月中・下旬 
ムネアカオオアリ 5月中・下旬 
× トゲアリ 9月−10月 
トビイロケアリ 7月−8月 
× クロクサアリ 7月−8月 
アメイロアリ 5月下旬−6月 
クロヤマアリ 6月中旬−8月 
× サムライアリ 7月上旬 
トビイロシワアリ 7月−8月 
ハリブトシリアゲアリ 9月 
キイロシリアゲアリ 9月 
アズマオオズアリ 8月−9月 
クロナガアリ 4月下旬−5月上旬 
アシナガアリ 7月 
オオハリアリ 6月−7月 
○雌(めす)アリだけで飼(か)える種類(しゅるい)。
×世話をしてくれるアリがいないと飼(か)えない。




卵(たまご)を育てる
クロオオアリの母アリ



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