日本産ウロコアリ族の既知属とは明らかに異なる。Brown(1972)がマレーシアから記載した Asketogenys 属(A. acubecca1種のみからなる)の大あごに外観は似ているが,Asketogenys には3つの大きな歯が折れ曲がる付近にあるのに対し,キバオレウロコアリでは多くの小歯がそしゃく縁の先端に並ぶ(大あごを閉じた状態ではほとんど見えない) 点で異なる。また,頭盾,胸部,体毛などが異なっている。Onoyama(1976)の unnamed new genus ? に相当する。
本属は未記載の1種のみからなり,今のところ日本以外での分布は知られていない。
解説者:小野山敬一・緒方 一夫