大型種。大型働きアリは体長10mmを越え,小型働きアリでも通常8mm以上。大あごには4〜5歯をもつ。頭盾前縁は直線状で,前方に突出しないか,あるいはわずかに突出する程度である。働きアリは比較的連続的な多型を示す。
アメイロオオアリ(Tanaemyrmex)亜属
大あごに6〜7歯を持つ。頭盾前縁は直線状で前方によく突出する。中型〜大型種が多い。働きアリは比較的連続的な多型を示す。
ミカドオオアリ(Paramyrmamblys)亜属
大型種。大型働きアリは体長10mmを越え,小型働きアリでも体長7 mmを越える。大あごに4〜5歯を持つ。頭盾の前方への突出は小さく,頭盾前縁の中央は切れ込むかあるいはへこむ(小型の働きアリでは不明瞭になる場合がある)。働きアリは比較的連続的な多型を示す。
クサオオアリ(Myrmentoma)亜属
小型種。大型働きアリの体長は7mm以下。頭盾前縁の中央部はへこむ。触角柄節は長く,大型働きアリで頭幅の1.1倍以上。大型働きアリの頬,頭盾,大あごの立毛の先端は尖る。働きアリは連続的な多型を示し明瞭な二型を示さない。
ウメマツオオアリ(Myrmamblys)亜属
小型種。大型働きアリの体長は7mm以下。頭盾前縁の中央部はへこまない。大型働きアリの触角柄節は短く頭幅と等しいかより短い。大型働きアリおよび雌アリの頬,頭盾,大あごの立毛は短く,先端が切断された形状。働きアリは大型働きアリと小型働きアリの明瞭な二型を示す。
ヒラズオオアリ(Colobopsis)亜属
大型働きアリと雌アリの頭部前方は切断されたように平らになる。働きアリは大型働きアリと小型働きアリの明瞭な二型を示す。
解説者:寺山 守・森下 正明・小野山敬一